こんばんは、都議会議員(北区選出)のおときた駿です。
本日、警察消防委員会にて「迷惑防止条例改正案」が共産党を除く全会派の賛成多数で議決されました。
私の会派・かがやけTokyoは警察消防委員会に議席はありませんが、続く本会議では「しっかりと運用を注視する」ことを付言した上で、賛成をするつもりです。
警視庁の迷惑防止条例改正案が「東京都版の共謀罪」と物議 解釈次第で報道の自由も制限可能か
警視庁の条例改正案、専門家が「憲法違反」と批判する理由
ここ数日の報道を受けて、この条例改正案について多くのお問い合わせをいただいております。
少し遅くなりましたが、本日は本条例案について、以下に私の所見をまとめておくものです。
■
改正案に慎重・反対の立場を取る方々の主張をまとめると、大きく以下の3点になります。
●現行の法律・条例でも対応可能なのに、この改正案は必要ない!
●条例が濫用され、表現の自由やデモの権利が奪われる恐れがある!
●東京都からこの恐ろしい条例案が可決されれば、全国にも悪影響が出る!
これに対して、私が本日伝えたい要点は以下の3点です。
◯今回の改正で、これまでは対処できなかった深刻な事例に初めて対応が可能になる
◯条例の濫用でデモ等を規制したいのであれば、そもそも現行の改正前条例でもできる(でもやっていない)
◯他の自治体に目を向けると、16道府県ですでに同様の条例案が施
コメント