学歴フィルターってどうして必要なの?と思った時に読む話
今週のメルマガの前半部の紹介です。
先日、就職活動中のある学生の体験談がネットで話題となりました。
【参考リンク】ネットで暴露「学歴フィルター」疑心暗鬼の就活生
学歴を“早稲田”に変えたところ、それまで満席状態だった企業セミナーがあっさりエントリー可能となったというものです。いわゆる学歴フィルターの可視化ですね。
「学歴差別だ!」と憤っている人も多いようですが、実は企業側も好きで学歴フィルターをかましているわけではありません。なぜ企業は学歴フィルターを設定しているのでしょうか。また、それを突破するにはどのような方法があるのでしょうか。良い機会なのでまとめておきましょう。
企業も学生も双方がハッピーになれる学歴フィルター
団塊ジュニアと比べると4割ほど若者の数は減ってはいますが、それでも就活ともなれば人気のある大企業には応募が集中し、50倍を超える競争倍率となります。ちなみに2018年卒の新卒求人倍率は1.78倍でバブル並の売り手市場だと言われることも多いですが、従業員数5千人以上の企業規模に限ってみればたったの0.39倍、逆に従業員数300人未満だとなんと6倍に跳ね上がる状況です(リクルートワークス調査)。
それと90年代の新卒採用と違い、現在は中途採用や第二新卒というオプションも豊富なため、今の企業はムリしてまで採用枠確保を優先しませんね。求人100人という企業でもきっちり10
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