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佐川氏証人喚問だけでは全容は分からない。3人のキーパーソンに話を聞け

森友学園の問題がますます広がりを見せています。
次々に隠されていた事実が出てきて、これまでの安倍総理や麻生財務大臣らの国会答弁の多くがウソだったことが明らかになりつつあります。
昨年からこの問題を国会で取り上げてきた私自身、憤りとともに、何とも言えない悲しみを感じています。
やっぱり、これまで指摘していたとおりだったではないか、との思いがあるし、なぜ、もっと早く非を認め、こんなに問題が広がる前に対処しなかったのか。「引き返せる」局面は何度もあったはずなのに、なぜ、ルビコン川を渡ってしまったのか…
決裁文書を改ざんするといった前代未聞の事態は、我が国の統治機構そのものに対する信頼を根底から傷つけるものであり、断じて許されません。
加えて、国民に正しい情報が提供される前提が崩れれば、選挙を通じた国民の選択も「正しく間違って」しまい、議会制民主主義の根幹を破壊してしまうことになります。真実が隠されたまま行われた昨年の総選挙や安倍政権の正当性にも疑問符がつきます。
今、何よりも必要なのは、真実をすべて明らかにすることです。
その意味で、27日に佐川前理財局長の証人喚問が決まったことは一歩前進ですが、これは全容解明に至るほんの入り口に過ぎません。
刑事訴追のおそれがあるとして証言拒否も予想されますが、佐川前局長には、包み隠さず真実を語ってもらいたい。それが、高い志を持って大蔵省の門をたたいた

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