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「森友祭り」と憲法改正

日本では「森友祭り」が華やかなようだ。つくづく日本には、政策ではなく政局にしか関心がない人たちが多いのだな、と感じる。意識して記事をフォローしているわけではなくても、お馴染みの人たちがお馴染みのポジションで、興奮して政局見通しを披露するのに盛り上がっていることは、手に取るようにわかる。
今のところはっきりしているのは、宇佐美典也氏が言うように、「本当の被害者は近畿局の現場のノンキャリである」ということだけなのではないか。 命を賭してまで告発することを重くとらえていた事情は、本当にお気の毒だ。今のところ問題がどこまで波及するのかわからないが、現場のノンキャリに負担を押し付ける形で、少なくとも財務省高官エリートのキャリア官僚がおかしな画策をしていた事実は、動くことがない。
私個人の乏しい経験から考えても、「“官僚は真面目だし自分の判断で公文書を改ざんできるような度胸はない、従って政治家が関与したはずだ”という趣旨の発言をしている政治家や元官僚がいますが、これは間違っていると思います。むしろ逆で、自己保身と組織防衛が行動原理の官僚は、バレないと思えば何でもやります。」という岸博幸氏の言葉は、非常に納得するところが多い。
実際に巨大組織の中に属している方は本当に大変なのだろうと思う。
とはいえ、こういう事態も政治の一部だ、ということだろう。しばらく前に「内閣支持率の低下は、改憲案への逆風か

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