なぜ、経営者は「中古の白いフェラーリ」に乗るのか?
知り合いの経営者の方のご紹介で、新木場にある外車の中古販売会社にお邪魔しました。店頭にはお客様から整備を依頼された高級外車がずらりと並んでおり、中には有名芸能人の所有物だった数千万円クラスの名車もありました。
私自身はいわゆるスーパーカーにはあまり興味がなく、フェラーリやポルシェを見ても、あまり心がときめくタイプではありません。投資目線でこの手の車を活用する方法が無いかを考えるのが、今回訪問した目的です。
高級外車と言えば、メルセデス、BMW、ポルシェといった有名なブランドがすぐに出てきますが、資産性という観点からはフェラーリは別格のようです。10年以上経った中古車が、1000万円以上で売られており、数年間乗っても、ほとんど値落ちしない車種もあります。
税金やメンテナンスや保険、さらには車庫代など所有するにはコストがかかりますが、利益の出ている会社の経営者には、減価償却による課税繰延のメリットがあります。
さらに車種によっては、将来価格が上昇する可能性もゼロではありません。このクラスの車になってくると、大量生産される工業製品というより、バイオリンや美術品のような職人が作るアートに近づいていきます。供給は限られているのに、世界中の富裕層が購入したがる訳ですから、需給関係も常にひっ迫している状態です。
お話を聞かせてもらって意外だったのは、フェラーリば赤が定番かと思っていましたが、実
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