おとといのアゴラの記事の私の推測は外れたようだ。昨夜からの報道によると、財務省は12日にも「書き換え」の事実を認めるという。まだ全容は明らかになっていないが、私が間違えた部分を取り急ぎ訂正しておく。
各社の報道はまちまちだが、売買契約の「決裁文書」に複数バージョンが存在することは確実だ。これ自体は私の予想どおりだが、NHKニュースによると「国会に提出された決裁文書とは一部内容が異なる文書を検察側が保管している」という。
だとすると、私が「検察に任意提出したバージョンは国会に開示したのと同じだろう」と書いたのは誤りだった。検察と違うバージョンを国会に出したら、それを見た検察がすぐ気づいて公文書偽造の動かぬ証拠になる。まさか近畿財務局がそんな単純な偽造をするはずがない――というのが私の常識的な見立てだったが、常識外のことが起こったようだ。
朝日新聞の情報源は、検察だと思われる。朝日の第一報の「契約当時の文書」を「検察に任意提出された文書」と読み替え、「複数の関係者」を「大阪地検特捜部」と読み替えると、この記事は理解できる。朝日が「原本」の写真を出せないのに「確認」したと主張する理由もわかる。この「原本」は今後も出てこないだろう。国家公務員法違反(捜査情報の漏洩)の証拠になるからだ。
「書き換え」が決裁前か後かは不明だが、検察に出したのが旧バージョン、国会に出したのが新バージョンだと思わ
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森友文書「書き換え」疑惑についての訂正
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