新華社サイトより引用:編集部
先日、春節休み後、久しぶりに再会した学生たちと一緒に食事をしていて、こんなことを聞かれた。
「先生は中国の憲法修正をどう思っていますか。習近平にはこれまでいい印象を持っていたけれど、今は疑問です。移民する人たちも増えているし、果たして共産党の支配はいつまで続くんでしょうか?」
国家主席、副主席の任期を「2期を越えてはならない」、つまり最長で10年と定めた憲法条文を削除する修正案が、北京で開幕中の全国人民代表大会で議論されている。習近平国家主席の任期は2023年までだが、これで長期政権の可能が高まる。憲法には、「習近平の新時代の中国の特色を持つ社会主義思想」も明記され、習近平政権の権力基盤はますます強化されていることがうかがえる。
学生たちの疑問は、海外メディアの視点と共通している。ネット規制の壁を特殊ソフトで乗り越え、国外の情報に触れているためだ。仲間どうしの携帯チャットでも、似たような意見が大勢を占めているという。
試しに彼女たちに聞いてみた。
「じゃあ、憲法を読んだことはある?憲法の歴史、その政治的背景については、どれだけ理解している?」
案の定、答えは返って来なかった。口ごもってしまった。すでにメディアやネットで作り上げられた問題設定に従って、後追いの議論をしているに過ぎない。
同時に、日本でも似たような光景はみられるのではないかとも思った。憲法
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中国の憲法修正に関するもう一つの解釈①
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