1.3 TbpsのDDos攻撃 —— 単一の標的を狙って膨大なデータを送り込む悪質な行為 —— が3月1日に発生した。攻撃自体も注目すべきだが、さらに興味深いものが攻撃そのものの中に隠されていた。
攻撃が悪用した”memcached”は多くのサーバーで稼働している真っ当なサービスだ。このサービスはUser Datagramプロトコルを使っており様々な発信元から認証なしでデータを受信するため、その発信元になりすますことができれば容易に標的に侵入できる。Brian Krebsの記事によると、「UDPを悪用するDDoS戦術の中でもっともよく使われるものは、攻撃トラフィックを10~20倍に増幅できる —— すなわち 1 MBのファイル要求に対するレスポンスとして10~20 MBのトラフィックを生成する。
「この攻撃はこれまでAkamaiが見た中でも最大の攻撃であり、2016年9月にMirai botnetを宣言した攻撃の2倍のサイズで、一般に公表されたDDdS攻撃として史上最大かもしれない」とAkamaiは言う。memcachedにはレフレクション機能があるため、この記録がすぐに破られる可能性は高い。
そして、攻撃に使われた1 MBのファイルには身代金要求と仮想通貨のMoneroのアドレスが書
スポンサーリンク
新手のDDoS攻撃がインターネットを襲った
最近の投稿
- 講談社 長崎亘宏氏「アテンションエコノミーの課題を克服し、広告の受容性を高める施策を」
- 【博報堂DYホールディングス/博報堂 年頭所感】生活者、企業、社会。それぞれの内なる想いを解き放ち、時代をひらく力にする
- 長嶋修が語る「2025年不動産市場の行方と提言」 2025年注目は「セカンドベスト」の不動産 | 街・住まい | 東洋経済オンライン
- 「年収800万円以上の人」はお金が貯まらないシンプルな理由 – ニュースな本
- 知財図鑑はなぜ、ideaflowを作ったのか?
- 事前情報収集が鍵!お客様にマッチした提案をするための準備方法
- 堀江貴文、ひろゆき、成田悠輔……今を代表するカリスマに洗脳された人々の残念すぎる末路 – ニュースな本
- 契約率が高い営業手法の秘密:信頼と即断即決のメカニズム
- 2025年がはじまりました! – 今年の予測:業界再編の動き、同意なき買収の増加、機関投資家の企業に対する厳しい姿勢など
- 2025年。新しいスキルを身につけたいならデータスキルがオススメ!
コメント