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祝!パナソニック100年 同時に「命知」が大事

2018年3月7日、パナソニック株式会社 – Panasonicが100周年を迎えました。
私の世代は「パナソニック」よりも「松下電器」の方が馴染みがありますが、言わずと知れた松下幸之助氏が作った会社です。
パナソニックでは松下幸之助氏のことを
「創業者」
と呼びます。
そして産業人として大きな発展を遂げた松下さんが日本を憂いて作ったのが「松下政経塾」で、私も研鑽・修行した一人ですが、塾生は松下氏のことを
「塾主」
と呼びます。
正に松下氏は起業家・産業人・思想家・啓蒙家とさまざまな顔を持つ稀代の歴史上の人物です。
大正7(1918)年3月7日にパナソニックの前身「松下電気器具製作所」が誕生しました。
大阪市内で松下氏と妻・むめのさん、後に三洋電機の社長となる井植歳男氏の3人の町工場から始まってから100年ということですが、実はパナソニックには「創業記念日」というものもあります。
これは5月5日で、この日は松下氏が「産業人の使命を知った日」とされています。
昭和7(1932)年5月5日、松下幸之助氏は全社員を集めてそれまで考えに考え抜いてきた「水道哲学」を語ります。
「産業人の使命は貧乏の克服である。そのためには、物資の生産に次ぐ生産をもって富を増大させなければならない。水道の水は加工され価あるものであるが、通行人がこれを飲んでもとがめられない。それは量が多く、価格があまりにも安い

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