第5回 日経「星新一賞」 一般部門グランプリは、AIをテーマにした作品に決定
第5回 日経「星新一賞」(主催=日本経済新聞社 協賛=JBCCホールディングス、東京エレクトロン、アマダホールディングス、日本精工、旭化成ホームズ、スリーボンド)の表彰式が3月3日、東京・港区の国立新美術館で行われた。
同賞は、生涯で1000以上の作品を生み出し「ショートショートの神様」と呼ばれた作家・星新一氏にちなみ、理系的発想や独創的なアイデアから生まれた作品を評価する文学賞で、2013年に創設された。
星ライブラリ代表:星マリナ氏
冒頭、日本経済新聞社の鈴木克之常務執行役員は「この賞は、今なお輝いている稀代の作家・星新一氏の偉大なる功績を継続するために創設した。賞のユニークな点は、いかに書くかよりも何を書くかを重視しているところ。受賞した15作品は現実の科学を刺激する素晴らしい作品だと」とあいさつ。応募作の中には、人工知能(AI)によって書かれた作品が7作あったことに触れ「残念ながら最終選考には残らなかったが、賞の可能性を広げるエピソードだ」と話した。
今回は一般部門1766作品、学生部門162作品、ジュニア部門281作品の応募があり、一般部門グランプリは八島游舷氏の「Final Anchors」、学生部門グランプリは松尾泰志氏の「冷蔵庫狩り」、ジュニア
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