日本時間3月1日午前2時15分頃、ソフトウェア開発プロジェクト共有サービス「GitHub」に最大で1.35Tbpsものトラフィックが押し寄せる DDoS攻撃(Distributed Denial of Service attack)が発生しました。この影響でサービスは断続的なサービス停止を余儀なくされましたが、GitHub側が慌てることなく適切な対策を講じたため短時間で攻撃をかわし切り、復旧を果たしています。
Wiredの報告によると、GitHubを襲った攻撃は最大1.35Tbpsにものぼったとのこと。過去のDDoS攻撃の例としては、米国のDNSサービスDynが見舞われ、SpotifyやPSNなど多数のウェブサービスが影響を受けたときの、1.2Tbpsという例がありました。しかし、今回GitHubへの攻撃はもしかすると過去最大規模のDDoSだった可能性もあります。
突然押し寄せてきた大量のパケットに、GitHubは断続的にサービスが停止する状況に陥りはしたものの、攻撃発生からインバウンドのトラフィックが100Gbpsを超えた時点で、GitHubはAkamaiのDDoS軽減サービスProlexicを呼び出すことを決定。ProlexicはGitHubへのトラフィックをすべて手元で仲介し、悪意あるパケットだけをフィルタリングで落とす処理を行いました。これによってDDoSは無力化され、あ
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