Mobile World Congressで開催されたDoogeeのプレス会見は、聞いたことのない会社らしいものだった。小規模で、地味で、場所はカンファレンス会場の向かいのホテル地下の第二会議室。これはスマートフォンの2軍制度のようなもので、発表する会社は、世界の大手モバイル会社の騒音に埋もれることなく注目されようと必死だ。
それは世界で認められるために一歩ずつ踏み出しているこの会社にとって大きな願いだ。2013年創業のDoogeeは、これまで国際市場で少々変わった製品を作ってきた。同社はハンガリー、チェコ共和国、アルジェリアなどの地域ではトップ5に食い込んだと信じている。さらに今回のバルセロナへの旅を利用して、現地の大規模小売店、MediaMarketを通じてスペインでの地盤を固めようとしている。
同社のCEO XinchaoはTechCrunchに、米国市場も視野に入れていると語ったが、通信キャリアーが主要な課題であることも認め、最近同じ中国企業であるZTEとOnePlusが米国で問題に遭遇していることを挙げた。
今年最大の発表であるDoogee VはiPhoneの低価格なコピー品だ。この製品はAppleの最新フラグシップ機のデザインをいくつか借用しており、同社の代表は製品の説明をしながらすばやく端末を立ち上げた。
4月末発売予定の同機はAppleやSamsungの主要機種
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