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心臓移植体験者の告白「命をつなぐ責任」

経済ニュース
宮城篤さん(左)と筆者(右)
日本では数少ない心臓移植の現状
心臓移植は、近年増加傾向にはあるものの、わが国では、まだあまり一般的な治療法とは言えません。2017年のわが国の心臓移植件数は56件(臓器移植ネットワーク)で、2010年に臓器移植法が改正されてから若干増えてはいますが、ここ数年でも依然として年間30-56件程度(臓器移植ネットワーク)とどまっています(日本心臓移植研究会)。
一方、アメリカでは、2012年の時点で心臓移植が2300例以上行われています(日本移植学会)。
日本で多く行われている移植手術は、生体腎移植で、次いで、肝硬変などで回復不可能になった肝臓を、健常者の肝臓を一部移植する生体肝移植となっています(日本移植学会)。生きたドナーからの提供が主であり、脳死や心臓死のドナーから提供される割合が少ないことが特徴です。
これまで画像診断を様々な施設で行い、小児の心臓手術後の画像などはそれなりに診てきたわたしでも、心臓移植後の患者の画像を見たことは数えるほどしかありません。日本では、心臓移植が可能な施設はごく限られています。医師であっても、移植という現実に向き合った患者さんたちが何を考え、どう感じ、いかなる困難の中で日々を過ごすのか、理解している人は非常に少ないのが現実です。
今回、移植当事者の方にお会いし、お話を伺い、はじめて、当事者の気持ちを身近なこととしてリアル

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