朝日報道に違和感:二重国籍で「権利は2人分、義務は1人分」はダメ
朝日新聞にこんな記事が載っていた。
「外国籍取得したら日本国籍喪失」 国籍法規定は違憲、提訴へ:朝日新聞デジタル
日本人として生まれても、外国籍を取ると日本国籍を失うとする国籍法の規定は憲法違反だとして、欧州在住の元日本国籍保持者ら8人が国籍回復などを求める訴訟を来月、東京地裁に起こす。弁護団によると、この規定の無効を求める訴訟は初めてという。
弁護団によると、原告はスイスやフランスなどに住む8人。すでに外国籍を得た6人は日本国籍を失っていないことの確認などを、残り2人は将来の外国籍取得後の国籍維持の確認を求めている。
蓮舫氏の二重国籍問題は、法律が良いかどうかは別として、単に法理に反している状態だったというのと、嘘をついたということ、そして政治家という特殊な立場にあったから余計に問題だったのであり、この裁判とは直接には関係ない。
しかし、多重国籍は国際化の時代に合って、無条件に認めることが正しいとかトレンドだとか誤解している人がいるので、簡単に論じておきたい。(この問題は、『蓮舫二重国籍のデタラメ』(飛鳥新社)、『「立憲民主党」「朝日新聞」という名の偽リベラル』(ワニブックス)でも論じている)。
本当は国籍法を条約で統一して、ややこしい話が起きないようにするのが、理想ですが、容易ではありません。そこで、各国が思い思いに自国の都合が良いように運用しているのが現状だ。
もともと
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