平昌五輪で金メダルを獲得した小平奈緒選手を、電話で祝福する安倍首相(首相官邸サイト:編集部)
土曜日の夕方から月曜日にかけて、拙著『「立憲民主党」「朝日新聞」という名の偽リベラル』(ワニブックス)が発売になります。
その第一章は、「リベラルの私が安倍首相を支持する理由」というタイトルです。詳しくは、詳しく具体的事例に即して理由を書いてますので、ぜひ、読んでいただきたいのですが、おおざっぱなところを紹介しておきます。
私の政治思想は、もし分類するとすれば、ヨーロッパ的は穏健左派だし、アメリカ的にはリベラルです。
フランス的な論理性の高いものの考え方が好きなので、希望してフランスに留学して、社会党の右派あたりの考え方に共鳴してきましたし、同じような系譜に属するマクロン大統領ともそんなに違いはありません。
日本ではもともとあまりしっくり来る政治勢力はありません。なにしろ憲法改正をするために両院の三分の二をめざす万年与党の自民党系と、三分の一を死守したい万年野党で満足している社会党系の争いですから、政権選択はそもそも関心事項になっていませんでした。
ただし、2006年に成立した第一次安倍内閣についてはあまり評価していませんでしたし、2012年に第二次安倍内閣が成立したときも期待していないというよりは、大丈夫かと心配していました。
しかし、第二次安倍内閣の5年間の実績はすべてに賛成でもありま
コメント