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急性リンパ性白血病に対するCAR-T細胞療法

土曜日にシカゴに戻って来て以降、曇天と雨が続いており、なんとも体も気持ちも重い。日本を行ったり来たりしたためか、時差ぼけがひどく、脳の働きがすっきりしない。4日間連続で、午前3時頃に目が覚めて、しばらく眠ることができない。こんなひどい状態になったことは過去にはなかった。歳をとったのだろうが、3週間で日本に2往復は厳しかったのだろう。
そして、こんな体力・気力が落ち込んだ時に「喝」が入るのは、患者さんや家族からメールである。今回も、若い患者さんのお父様からのメールを読んで、心のスイッチが一気にオンになった。この親子が、必死にがんと戦っているのに、コックリさんのように居眠りなどしている場合ではない。人生は気合だ!アフリカから来ている留学生から預かっていた論文の校正をすることも、このブログを書こうと思っても、頭が霞んだようでどうにもならなかったが、昨日からはエンジンが一気に全開になった。論文の校正を2日間で一気に終えて、今、この文章を書いている。
彼女はエチオピアから来ている留学生であるが、研究補助として3年近く前から勤務している。医学部に進学したいとの希望を持っており、入学に少しでも有利になるように総説を書きたいと言ってきたので、彼女を励まして書いてもらったものだ。
以前に、ケニアからの留学生もいたが、彼も、まじめで、前向きで、人間的にも素晴らしい人物だった。今は、シカゴのダウンタウン

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