ボットとの戦いに終りはない。しかし、誰もが密かに想像しているスカイネットのようなシナリオでは終わらないことを望みたい。ちなみに、今重要なのはスパムを退治することで、組織的殺人を防ぐことではない。それでも、機会はますます賢くなり、単純な顔認識だけでは人間の識別に十分ではないこともある。今や機械は顔を作ることもできる —— しかし、質問に答えるときの顔を作るのは不得意のようだ。
ジョージア工科大学の研究者らは、CAPTCHAタイプのシステムに取り組んでいる。そして人間がありとあらゆる質問にすばやく自信を持って答えられるのに対して、最先端の人工顔アニメーションと音声生成システムを使っても、それらしい返答をコンピューターが生成するのは難しいという事実に着目した。
人間とロボットを区別するテストにはこの種の方法を用いたものがいくつもある。文字や動物や道路標識を認識することから、なんらかのGoogleサービスにログイン中かどうかまで様々だ。しかし理想的には、人間には簡単でロボットには難しいものがいい。
人間には必ず顔がある。しかし、そこそこリアルな顔をレンダリングして修正するのはコンピューターにとって膨大な仕事だ(JPEGに騙されないシステムが前提)。
また、人間は単純な質問に答えるのも得意で、無意味な質問ならなおさらだ。しかしコンピューターは、「犬と猫どっちが好き?」
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