バロンズ:インフレ加速で、消費者の所得押し上げ効果帳消し?
バロンズ誌、今回のカバーはゼネラル・エレクトリック(GE)を掲げる。かつては米企業の代表格としてその名を欲しいままにしていたが、2017年10〜12月期の決算では98億2,600万ドルの赤字に転落、配当を50%引き下げた。また保険事業絡みで62億ドルの費用を計上した後、米証券取引委員会(SEC)の調査を受けているとも発表。結果、株価は1年間で51%も下落した。時価総額は2000年の6,000億ドルから、1,300億ドルまで縮小している。しかし、足元では株価収益率(PER)が15倍と割安感が生じ、配当利回りも3.2%とS&P500構成企業に引けを取らず、投資家から新たな注目を集めているところだ。今後、GEの株価は上昇に転じるのか、詳細は本誌をご覧下さい。
当サイトが定点観測する名物コラム、アップ・アンド・ダウン・ウォールストリート、今週はインフレに注目する。抄訳は、以下の通り。
インフレの亡霊、再登場—The Ghost of Inflation Reappears.
B. B. キングの曲”インフレーション・ブルース”には、”物の値段は上がってばかりなのに、俺の給料は変わらない。だから俺は歌うんだ、このインフレーション・ブルースを”との歌詞がある。ウォール・ストリートでも、同じような声が聞かれるのではないだろうか。ただし、彼らは米連邦公開市場委員会(FOMC)がもたらした
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