月刊誌『新潮45』三月号に『「願望」史の国 日本が主張すべき10の史実』という記事を書いた。
「非常識国家」韓国という巻頭特集が組まれており、私の記事以外には、
①歪んだ教育が生む「選民意識」の国民たち/室谷克実
②自滅に向かう「親北トンデモ外交」/李相哲
③中韓露の「反日統一共同戦線」構想/北野幸伯
というラインナップだ。
私の記事は、まず、現代の韓国・朝鮮が、かつては、「隠者の国」などといわれて華々しい栄光と無縁だったコリアン民族の本当に地味な歴史のなかで、突然変異的な輝きを放っていることを肯定的に紹介している。
朝鮮戦争でひどいことになったにもかかわらず、韓国は経済的に発展し世界で11位の経済大国となり、ソウルと平昌と二度の五輪も開催している。
北朝鮮はいまは経済的にはひどいことになっているが、かつては非同盟諸国の指導的な国の一つだったし、いまは、実質的に核保有国となりアメリカを手こずらせていることに影ながら喝采を送る国も実は多い。
意味は違うが、世界史上でも類例ない、短期間で成し遂げられた成功であるから、それをおおいに誇ればいいのである。
しかし、コリアンたちは、たたき上げの成功者であることを誇るより、歴史を一生懸命に粉飾しても古代から立派な文化と軍事的な栄光に包まれた国で会ったことを自慢したがる。韓流ドラマをみても、古写真に見る世界との対比にあきれる。
それは個人ベースで
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