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文在寅氏に未来志向型“接待”の勧め

どうしても頭から離れないニュースがあるものだ。最近では、韓国中央日報(日本語版)の記事だ。平昌の第23回冬季五輪大会開会式前後の“五輪外交”をテーマにした記事で、そこには韓国大統領府の接待報告が書いてあった。当方が忘れることができない部分とは「北朝鮮代表団4回、ペンス米副大統領1回、そして安倍晋三首相ゼロ」という部分だ。何のことかというと、文在寅大統領が開会式に参加するために訪韓したVIPへの接待回数だ。
▲北代表団と歓談する文在寅大統領(韓国大統領府の公式サイトから)
年を取るにつれ、一般的な記憶力は減退するといわれるが、当方も記憶力は弱体化したが、逆に良くなった記憶もある。それは数字だ。一旦、数字を聞くとなかなか忘れない。中央日報の記事でも「4、1、0」という数字が頭から離れないのだ。そこで時間が経過したが、アウトプットして追い払おうと考えた。お付き合いを願う次第だ。
中央日報の記事が指摘するまでもなく、文大統領の北代表団への接待回数は飛びぬけて多い。金永南最高人民会議常任委員長、そして金正恩労働党委員長の妹、金与正党第1副部長らと昼食、夕食を共にしながら歓談している。言葉の障害がないから、対話もさぞかしスムーズに進んだろうと推測する。
中央日報の記事から少し紹介する。
<北代表団に対して>
「文在寅大統領は、韓国に2泊3日(9~11日)滞在した金与正氏

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