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名護市長選 陰の敗者は沖縄の新聞

経済ニュース
沖縄・名護市長選から一夜明けて、さまざまな記事や論評、情報が明らかになっているが、どうしても引っかかる新聞記事があった。地元紙、沖縄タイムスの記者コラムで「名護市長選の陰の勝者は、安倍政権だった。そして陰の敗者は、この国の民主主義だった」などと決めつけている。
【記者の視点】名護市長選 敗者は日本の民主主義 | 沖縄タイムス+プラス ニュース | 沖縄タイムス+プラス
民主主義を敗者と決めつけている根拠は、現職の稲嶺氏が当選した際の公約が基地反対でそれを履行してきたからであり、名護市民への世論調査でも3分の2が反対してきたという経緯があるからのようだ。
しかし、基地問題は名護市政が向き合う重要で「派手」な争点のひとつであっても、景気や生活インフラ整備、高齢化対策など、ほかにも市民の生活に密着した「地味」な課題もある。
記事を読むと、この記者には、補助金を巡る安倍政権による振興策が、ある種の「分断」のように映っているだが、それが政治のリアルであったにしても、次のような論評は言いがかりでしかない。
安倍政権は、既成事実を積み重ねて市民の正当な要求を葬った。民主主義の理想から最も遠い「あきらめ」というキーワードを市民の間に拡散させた。
安倍政権は名護の選挙の構図自体を4年かけて変え、市民から選択の余地を奪った。大多数の国民がそれを黙認してきた。
論評記事なので「フェイクニュース」と言うま

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