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ドッグフードを食用として買い求めるベネズエラの人々

経済ニュース
http://elestimulo.com/より引用
ベネズエラの深刻な経済危機が世界的にこの1-2年繰り返し報道されて、今では余り注目を集めなくなっている。しかし、経済危機は今も続いている。昨年のインフレは2,600%を超えてしまったが、今年は21,000%にまで到達すると予測されている。しかも、1ドルの対価が3,000万ボリバレスになるというのである。
インフレ率が留まることなく上昇し続けるのは財政を賄うために紙幣を増刷しているからであるが、現在130兆ボリバレスに相当する貨幣が市場で流通しているとされている。
この窮状から抜け出るには、まずマドゥロ大統領を政権から引きずり下ろすことが必要だと見て、野党や隣国コロンビアのウリベ元大統領はベネズエラの軍部にクーデターを遂行するように煽っている。しかし、マドゥロ政権には多くの軍人が癒着して恩恵を受けて来ている関係で、軍部がクーデターを遂行することへの期待は市民の間では薄い。
政治家のそのような戦いをよそ目に、ベネズエラの市民の間で食料不足と高騰するインフレを前に、ドッグフードの需要が伸びているというのだ。マスコットの犬や猫と同じく市民もそれを食べるためである。
チャベス前大統領そしてマドゥロ大統領は「第四共和国の時に貧困者はドッグフードを食べていたが、第五共和国になってからはそのような事態はなくなった」と両大統領は仄めかして豊になっ

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