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日本のオーガニック食品購入者層、その意外な実態とは?

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2017年、オーガニック業界では、世界を激震させるかもしれない大きな出来事がありました。アメリカ人が最も愛するスーパーともいわれるオーガニック食品スーパー「ホールフーズ・マーケット」がアマゾンに買収されたのです。

OTA(オーガニックトレード協会:アメリカ)の発表によると、16年のアメリカ国内オーガニック食品市場規模は397億ドル、成長率は前年比11%増。こうした成長を、「アマゾンのホールフーズ買収」のニュースは加速させることでしょう。

食品市場の1%にも満たないといわれる日本のオーガニック食品市場にも変化の兆しはあるのでしょうか。

日本のオーガニック市場を知りたい!

日本のオーガニック食品市場の変化を語るには、市場データが必要です。特に「消費者の実態・意識調査」は、変化の兆しを捉えるために欠かせません。

電通CDCは、オーガニックヴィレッジジャパンと共に『オーガニック白書』の発刊を企画。16年10月に消費者1万人を対象とした調査を行いました。

オーガニック食品の購入金額(月額)に応じて消費者を「H(high)層」「M(middle)層」「L(low)層」に分けて、それぞれの層の消費実態を見ていくと、興味深い結果が見えてきました。

■※消費者分類
H層……月間購入金額1万5000円以上
M

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