ここ数年、訪日外国人観光客の増加が注目されています。2011年の600万人から大きく伸びて2017年は2800万人を超え、消費額も4兆円と大きな経済効果を産んでいます。
ただ、観光客が有名な都市に集中しており、今後は各地域へ周遊を促して波及効果を広げつつ、日本各地の奥深い文化を感じてもらい、日本への再訪者を増やしていくことが重要です。
その際にポイントになるのは、空港や都市部からの交通機関の接続です。言語のわからない場所でバスやタクシーを乗り継ぐのは大変。そこをICTを活用してスムーズに移動し、現地を楽しめるようにするというプロジェクトが、IoTおもてなしクラウドなのです。
※総務省資料から引用
実は、広島県内でも実証事業がスタートしており、福山市もコースの一つになっています。今回は実証事業に関わっていただいている、住友商事の岡相談役、坂村健教授はじめ関係事業者の方々に視察に来ていただきました。
ありがたいことに、多くのメディアにも注目いただいて取材に来ていただいたのですが、実際に観光する方の利用シーンを追うため機材を持っての移動は大変そうでした。関係者の皆様お疲れ様でした。
実際の利用者の方々は広島市内のバスセンターからバスで福山へ。データ連携で待ち受けていたタクシーに乗り込んで鞆の浦へ、という観光ルート。
鞆の浦のバスセンターではスマホの同時通訳も活用しながらの観光案内と、ス
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IoTでインバウンド観光客をおもてなし
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