足元の世界の株式市場では、世界的な景気回復というポジティブ材料と、景気回復が顕著だから世界的に金利が上昇するというネガティブ材料が綱引きしている感じです。1月29日の10年物の米国債利回りが、2014年4月下旬以来、3年9カ月ぶりの水準である2.72%まで一時上昇しました。また、黒田日銀総裁が1月26日のダボス会議で「ようやく2%の物価目標に近づきつつあると思う」と述べたことを受け、日銀の金融緩和政策の正常化が想定よりも早まるとの見方が強まっています。米国と日欧との早期の金利差縮小観測を受け、外国為替市場では、ドルが対ユーロ、対円で売られ易くなっています。
Source: ダイアモンドオンライン
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