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ロンバケのキムタクもいずれ「ロング、ロングバケーション」世代になっていく

経済ニュース

しみじみと深いアメリカ映画を観ました。舞台はアメリカですが、監督をはじめとするスタッフはイタリアから。70歳を超えた老夫婦が主人公の「ロング、ロングバケーション」という作品です。
元大学の教授でアメリカ文学に造詣の深いアルツハイマーの夫と末期がんの妻が、病院で治療させようと心配する子どもたちに黙って、ボストンの自宅から古いキャンピングカーに乗って、フロリダのキーウェストのヘミングウェイの実家に向かって旅に出る物語です。
全体のほとんどは、主演のヘレン・ミレンとドナルド・サザーランドの2人のやり取りになっていますが、この2人のリアリティのある演技が何とも素晴らしく、笑いありそして涙ありで、飽きさせません。最後の結末は、賛否両論あるでしょうが、悲しさよりも幸福感に包まれる不思議な安堵感を感じたのが、自分でも意外でした。それは、この老夫婦が本当に幸せに人生を生き抜いたことに納得感があったからだと思います。
映画では美しく描かれていますが、現実に目を向けると、世界的な長寿社会になって、肉体は元気なのにアルツハイマーのような病気に苦しんだり、経済的に追い込まれたり、伴侶や友達もおらず孤独に苦しく人など、老後の生きていること自体に悩んでいる人たちが急増しています。
体が衰えて、現役時代にできたことが、できなくなってしまう。頭が思うように働かなくなり、自分のやりたいことができなくなってしまう。

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