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「敵認定」怒る朝日新聞にブーメラン

「朝日と購読者は日本の敵」発言
少し前のことになるが、かねてより朝日新聞批判を展開している作家の百田尚樹氏が怒りをあらわにした。
〈これは首を賭けてもいい。もし、中国と日本が軍事衝突をすれば、朝日新聞は100パーセント、中国の肩を持つ。朝日新聞は日本の敵だが、そんな売国新聞を支えている朝日の読者も日本の敵だ。〉
年明け早々の1月11日、中国の潜水艦と軍艦が尖閣の接続水域に侵入した件の紙面での扱いがあまりにも小さかったことに対しての怒りだったのだが、これが朝日新聞広報部のツイッターアカウントの目に留まると、朝日側はこう返した。
〈「朝日の読者も日本の敵だ」と作家の百田尚樹さんが発信していますが、特定の新聞の読者を敵視するような差別的な発言に強く抗議します。私たちはこれからも建設的で多様な言論を尊重し、読者とともにつくる新聞をめざします。〉
これだけみれば実に美しき姿勢だが、「お前が言うな」の反応が多くあった。「これからも」という以上、今までも「多様な言論を尊重し」てきたと言いたいのだろうが、チャンチャラおかしいとはこのことだ。
1月30日には朝日新聞記者・鮫島浩氏がツイッターでこう述べている。
〈世の中を敵と味方に峻別し、敵とみなしたら何事も激しく糾弾するのに、己の誤りは認めず、開き直って強弁し、うやむやに終わらせ、敵とみなした相手をより一層激しく糾弾する面々が政界やマスコミ界で大手

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