どのサイトに行っても執念深くユーザーを尾行してくる広告に出くわしたことがあると思う。どこかのサイトでたまたま何かの広告をクリックするとその広告が他のサイトにも現れる。いやどこのサイトに行ってもつけ回してくるのだ。Googleはユーザーがこういう広告を黙らせる手段を強化した。
一見すると奇妙な動きに思えるかもしれない。つまりGoogleの本業は広告ビジネスだ。ユーザーがあるプロダクトに関心を示したらその広告が繰り返しユーザーの目に触れるようにするのは広告の効果を高める上で有利であり、結局のところGoogleの売上を伸ばすのではないか? しかしGoogleは今日(米国時間1/25)の公式ブログの記事でユーザーに対する透明性とコントロール能力の提供を強化しなければならない理由を述べている。
当然のことだが、ユーザーがすでに興味を持っていないプロダクトならいくら「リマインダー広告」を表示しても効果がない。これは結局Googleのビジネスに良い結果をもたらさない。
Googlはスノーブーツを例に挙げている。誰かがSnow Boots Co.のサイトを訪問してスノーブーツを検索した後で、別のサイトの別のタイプのスノーブーツを購入したとする。ユーザーはSnow Boots Co.の製品にすでに興味を持っていない。にもかかわらず、このサイトがユーザーにスノーブーツの広告を送り続けたとすると、ユー
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