健食・美容の広告担当者は必見! 「医薬品等適正広告基準」改定のポイントまとめ【全部で14点】 | 健康・美容業界の今を知る!
「医薬品等適正広告基準」が改定されたのは2017年9月。医療品や化粧品などの広告表現において徐々に浸透してきている印象ですが、今一度、どのような変更がされたのか振り返ってみましょう。
今回「医薬品等適正広告基準」が改定されたきっかけは、2016年6月2日に閣議決定された「規制改革実施計画」です。この中で下記の点が問題視されました。
国として推進したい「セルフメディケーション」を広める上で、メディアの活用が不可欠
「医薬品等適正広告基準」自体が古くて現状にそぐわず、行政の指導内容に地域差が出てきている
「医薬品等適正広告基準」自体が古いとありますが、旧広告基準の全面改正が行われたのは1980年10月。当時の薬事法の施行に合わせての改正でしたが、次に一部改正が行われたのは2002年3月。実に15年ぶりの改定なのです。
改正にあたり重要視されたポイントは、「不適正な広告表現に関する基準」です。
不適切な広告表現に関する基準
効能効果等を誤認させるもの
過量消費・乱用助長につながるもの
品位を損なう内容のもの
科学的根拠に乏しいもの
これは2016年に設置された「医薬品等の広告監視の適正化を図るための研究班」(厚生労働科学研究費補助金による研究班)が策定したものです。
今回の改正は規制改革の一環なので、上記4点を禁止する内容のものは変更されず、基準に沿わない
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