トランプ氏、政府機関の閉鎖でダボス会議出席見送りも?
トランプ大統領の世界経済フォーラム(別名:ダボス会議)出席に、暗雲が立ち込めています。
行政管理予算局(OMB)のミック・マルバニー局長は20日に「ダボスに関する大統領並びに政権メンバーの予定につき、1日ごとに決定する」と発言。トランプ大統領のダボス訪問が政府機関の閉鎖を受け、もはや決定事項ではないと明かしました。トランプ大統領は24日にムニューシン財務長官をはじめとする政権メンバーやホワイトハウス関係者とダボスへ出発する予定でしたが、つなぎ予算をめぐりこちらで指摘したように民主党との溝が埋まらず、依然として打開への道は開けていません。出席できるなら、クリントン元大統領が2000年に参加して以来となるはずですが・・。
政府機関の閉鎖を受けトランプ大統領は21日、マールアラーゴでの就任1周年記念イベントをキャンセルしました。このイベントの参加費用は夫婦あるいはカップルにつき1組10万ドル(約1,120万円)で、トランプ大統領の再選費用と共和党全国委員会の選挙資金に割り当てられる予定だったといいます。
税制改革法案に署名した約1ヵ月前には、政府機関の閉鎖など想像もしていなかったでしょう。
(出所:The White House/Flickr)
ダボス会議は23〜26日に開催され、トランプ大統領は最終日の26日に演説を予定していたものの、予算協議で膠着が続けばスイスに飛び立つことなど
コメント