ビジネスモデルキャンバスはスタートアップ向けではない?
ビジネスモデルの概観をつかむために描くものといえば?
それは「ビジネスモデルキャンバス」です。
ビジネスモデルキャンバスは9つの観点からそのビジネスモデルの構造を明らかにしてくれます。
また、一目でわかるので、共有しやすいという利点も持っています。
しかしながら、ビジネスモデルキャンバスはスタートアップにはあまり合っていない、と言われています。
不確実性の高いスタートアップにとっては必ずしもフォーカスすべきでない要素や、意味的に重なり合ってしまう要素が存在しているようです。
では、スタートアップにむいたキャンバス・フレームワークはないのでしょうか?
それが「リーンキャンバス」です。
リーンキャンバスとは?
リーンキャンバスとは、ビジネスモデルキャンバスと同様、ビジネスモデルを9つの要素に分けて考えるフレームワークです。1枚のシートに描きます。
ビジネスモデルキャンバスとは要素の項目が異なります。半分くらいが全く異なる項目ですね。
各要素の説明に入る前に、リーンキャンバスのメリットについて述べておきます。
1)高速性
リーンキャンバスは1シートです。
つまり、短時間で描けます。30分もあ
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