世界から注目を浴びる仙台発の音響技術スタートアップJDSoundの新プロダクト「OVO(オボ)」のクラウドファンディングプロジェクトが2018年1月17日正午にスタートしましたが、記事公開時の2時間40分ほどですでに180名以上から180万円の資金調達に成功するという勢いで支援者を集めています。
LSI設計から“音”を創造する集団
彼らの実力が世の中に知られ始めたのは2013年、世界的音響機器メーカー米Monster社が彼らが開発した小型DJマシン「GODJ」の扱いを開始した頃からえした(参考「世界的音響メーカー米Monsterブランドで国内販売開始、仙台発ファウディオ(現JDSound)のDJデバイス 【@maskin】」)。製品の完成度の高さはもとより、LSI設計からスピーカー、ソフトからハードまでを作り上げるチーム実力に世界が注目したのです。
その後、後継モデルであるスピーカー搭載型デバイス「GODJ Plus」はDJ向けデバイスでありながら、クラウドファンディングサイト「makuake」でサポーター1292名から史上最高額の5300万円以上の資金調達に成功。2017年3月に無事出荷を開始しています。
この際、製造パートナーとしてタッグを組んだのが、宮城県石巻市の「ヤグチ電子工業」でした。被災地からの復興を掲げるこのプロジェクトに挑む彼らの姿勢に多くの人が共感した結果と
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