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金正恩氏と文大統領の「平昌五輪」

経済ニュース

南北高官級会議が今月9日、約2年1か月振りに南北軍事境界線がある板門店の韓国側施設「平和の家」で開催され、北がその場で平昌冬季オリンピック大会(2月9日から25日)の参加を発表した時、最も喜んだのは韓国の文在寅大統領であり、最も大笑いしたのは北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長だっただろう(大喜びと大笑いの違いは後で説明する)。「大喜び」の文大統領と「大笑い」の金委員長の南北首脳会談の開催は織り込む済みかもしれない。
分断国家の南北間の対話を正面から批判する声はあまり聞かない。ただし、北の冬季五輪参加表明は、核実験や弾道ミサイル発射で世界から糾弾され、孤立した北側が対話の意思を世界にアピールする一方、韓国との対話を重ねることで経済支援を得る一石二鳥の外交に過ぎないだろう。北が南北間の統一を真剣に考えたうえでの対応でないことは明らかだ。ましてや、朝鮮半島の緊張緩和、非核化などのテーマは金正恩氏の眼中にないはずだ。
北側は選手団、応援団だけではなく、芸術団からテコンドー演武団まで総数400人を超える大代表団を派遣するという。それを聞いた時、「なぜ北はそんな大規模な代表団を派遣するのか」といった素朴な疑問が沸いた。当方が住むオーストリアはウィンタースポーツのメッカだ。アルペンスキーのマルセル・ヒルシャー選手など金メダルを狙える有力選手が多数いるが、そんな大規模な代表団を送らない。一方、北は、

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