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西郷が偉人かどうかの最終結論

経済ニュース
Wikipedia:編集部
NHK大河ドラマ「西郷どん」が始まって、この謎めいた人物について人格者かどうかとか、偉人といえるかなど議論が百出している。
そこで、「『篤姫』と島津・徳川の五百年 日本でいちばん長く成功した二つの家の物語 」(講談社文庫)、「最終解答 日本近現代史」 (PHP文庫)など幕末の薩摩についても何冊かの本を書いての、私なりの結論を書いておきたい。
一言で言えば、西郷は「正しい人」ではないが、抜群のリーダーシップを発揮して、彼の決断で歴史が動いた。良い決断も悪い決断もあるが、+-では最後の大失敗を差し引いても疑いなく+だ。さらにいえば、消えるべき時に消えてくれたことも好ましいことだった。
山県有朋が西郷は「刃先三寸を隠せた」といってるが、そこのところが、大胆な決断をするときのキーマンになれたポイントなんだと思う。薩長盟約も、王政復古も、廃藩置県もしかり。
ところが、征韓論では自分がメインプレーヤーになりすぎたし、西南戦争では弟子たちが勝手に西郷の気持ちを忖度して動いたのでドツボにはまった。西郷は人格者でもないし、知恵や見識があるわけでもないが、人間的魅力と行動力で倒幕の最大功労者になった。ただ、情緒的に過ぎて最期は道を誤ったのだ。
西郷は不可解な人物である。信用できる人物であったかといえば、そうでもない。鳥羽伏見の戦いのときには、江戸で無頼漢にあちこち放火などさ

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