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またも、macOSにどんなパスワードでも通るバグ発見

MacRumorsがmacOS High Sierraの現行バージョンに関するバグレポートを発見した。システム環境設定のApp Store設定画面で、〈どんな〉パスワードをタイプしてもロック解除できてしまう。Appleは次期macOS High Sierraアップデートのベータ版でこのバグをすでに修正していることが報告されている。
このバグは、悪名高きあのrootログインバグと比べてはるかに深刻ではないが、John Gruberが書いているように、これはかなり恥ずかしい。パスワードプロンプトとmacOSにいったい何が起きているのか?
自分で試してみたい人のために言うと、私はごく簡単に再現できた。システム環境設定を開き、App Store設定へ行き、南京錠アイコンを見る。ロックがはずれていたら、まずロックしてからやってみるとどんなパスワードでもロック解除できる。
この設定画面では、アプリとOSアップデートの自動ダウンロードとインストールの有効、無効を切り換えられる。直ちにセキュリティーに影響するリスクはない。しかし、何者かがパソコンに触って自動セキュリティーアップデートを無効にしていれば、本来パッチされるべき脆弱性が悪用される可能性はある。
デフォルトでApp Storte設定は管理者ユーザーにはロック解除されている。しかしセキュリティーに関して心配性の人なら、あらゆるシステム設定を

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