#CES2018 開幕、渦中の米インテルCEOキーノート・注目動向は?
米ネバダ州ラスベガスで大規模展示会「CES 2018」が開幕しました。会期は現地時間の2018年1月9日から12日で、昨年は18万4279人が参加しています。
開催前日の1月8日からスタートした一連のキーノートスピーチの冒頭を飾ったのがインテルのCEO ブライアン・クルザニッチ(Brian Krzanich) 氏です。インテルは2017年末に大きな話題となった同社製プロセッサの脆弱性問題の渦中にあるにも関わらず、CEOのブライアン氏は問題を認識しながら自社株を売却していたことが米国内で大きな話題となっていました。
キーノートスピーチそのものが無くなるのではないかという懸念の声も聞かれる中、壇上に上がったブライアン氏はまずはじめに今回の脆弱性問題についてお詫びを述べました。しかし、その後は、まるで何もなかったようにデータ処理、AIやAR/VRそして5Gについての当たり障りのないビジョンを伝えるに留まりました。
CESのキーノートスピーチは、世界のエレクトロニクス業界における勢力図ともいえるものです。キーノートスピーチは、インテル以外は、フォード、通信系からベライゾン・クアルコム、そして中国勢でBaidu、Huaweiが登壇。自然とCES2018のキーワードとして「自動車」「5G通信」「中国勢」が浮かんできます。
CESの変遷とCES2018
CESは「Internationa
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