2018年の東京株式市場は4日の大発会で、抜けそうで抜けなかった23000円をあっさりと抜いてきた。昨年末は大納会で年内の最高値を更新し、いわゆる「掉尾の一新」になるかと期待されたがそれは叶わなかった。しかし、新年早々にこの23000円をクリアしたことは、むしろ今後さらに日経平均が上昇してくることを予感させるものとなった。
日経平均の23000円台達成は単に節目を抜いただけということだけでなく、実はチャート上、なかなか破壊力のある水準を抜いたことになる。
株式市場では「掉尾の一新」といった相場格言のようなものが数多くある。それは江戸時代の大阪堂島での米相場当たりから続くものも多い。大坂堂島での米の先物取引は現在の金融先物取引の原型となっているだけでなく、値動きもあり、ローソク足などを使ったテクニカル分析もすでに行われていた。本間宗久によって編み出された酒田五法はテクニカル分析のバイブルとも言える。
そんな相場格言のひとつに「半値戻しは全値戻し」というものがある。大きな相場下落があり、その後回復基調となり、相場下落時の高値から安値の半値まで戻ると、相場は再び下落前の高値まで戻るという習性があることを示すものである。ただし、相場に絶対はなく、半値に戻せば絶対に全値戻しとなるわけではない。しかし、その確率が比較的高いとの過去の相場体験に基づいた格言といえる。
日経平均株価の最高値は198
スポンサーリンク
2018年のビックリ予想、日経平均の3万円台達成!
![](https://xn--9ckkn2541by7i2mhgnc67gnu2h.xyz/wp-content/uploads/2020/01/2020-01-19_18h38_21.png)
最近の投稿
- 東京の「出生率0.99」を騒ぐ人に欠けている視点 若者はお金がなく婚姻数の減少が加速していく | ソロモンの時代―結婚しない人々の実像― | 東洋経済オンライン
- 路線価全国1位の銀座「まだ上がる」業界強気な訳 根強いテナント需要、国内の富裕層も取り込み | 不動産 | 東洋経済オンライン
- 【地方公務員598人が決める「働きがい&政策力」都道府県ランキング】働きがいワースト3位は新潟、2位は長野、1位は? – 公務員970人が明かす“危機”の真相
- 湯島の「まるでガウディなマンション」圧巻の内部 気になる間取りは?立地とも関係する外観 | 「フシギな物件」のぞいて見てもいいですか? | 東洋経済オンライン
- 高級ホテル王者・森トラストのトップが激白、ラグジュアリーで盤石の地位を築けた理由 – 狂乱バブル ホテル大戦争
- 【高齢化が加速する大都市ランキング】3位は東京23区のあの自治体、2位川崎市、1位は東北の県庁所在地! – 人も財政も消える街
- 出生率「1.20」8年連続低下の深刻、既婚者対象の給付増額では少子化は止まらない – 政策・マーケットラボ
- 米メルク日本法人MSDが希望退職募集へ・マリオット、IHG、アコー…外資系が「ビジネスホテル参入」・“500人リストラ”のカシオが独り負け – ダイヤモンド編集部厳選 必読!今週のニュース3本
- 家事はしないが共働きを要求する「モラハラ夫」に29歳女性が逆襲した「衝撃の方法」
- 「東条英機」が激怒した…「竹槍では戦えぬ」と「大本営発表」に疑問を呈した「毎日新聞の記者」に「届いたモノ」
コメント