従来、基本給のかさ上げ手段として導入・拡充されてきた福利厚生。健康保険や年金制度、雇用保険、労働基準法上の休業補償などの法定福利に加え、最近ではユニークな制度を打ち出す企業が増えています。
ユニークな各制度には、従業員の育成やモチベーションの向上、人材採用から企業ブランディングなどの意味合いも込められているようです。しかし、それらのユニークな福利厚生は、入社を検討する中途採用者にとって本当に魅力的なものとして映っているのでしょうか。ユニークな制度を取り入れることだけに主眼を置いていないか、今一度考えてみましょう。
“かき氷食べ放題”や“バンジージャンプ支援”なども
福利厚生がユニークで充実している企業というイメージが浸透しているのは、外資系のIT企業です。3食無料のカフェテリアや、ダーツやビリヤードを備えた休憩室の完備などは、憧れのオフィスとしてよくメディアにも取り上げられます。最近では、日本企業もベンチャーやIT系を中心に、ユニークな制度が増えてきています。
例えば、システム開発を手掛ける株式会社サイブリッジの“かき氷食べ放題制度”。スーパークールビズを実施するにあたり、衣食住の“食”からもアプローチすべく、かき氷を食べて体を冷やそうという取り組みをしたそうです。
デジタルマーケティングコンサルティングのトライバルメディアハウスでは、“パラグライダー支援制度”や“バンジージャンプ
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