テンセントのAIロボット(South China Morning Postより引用:編集部)
「人工知能(AI)に何を望むか?」「それはなぜ?」「その先にどんな社会が訪れるのか?」
『現代メディア・テーマ研究』の期末課題は、以上三つの問いに対する答えを1000字以上でまとめる内容だ。目立ったテーマの一つが、両親や家族に対する思いを託したものだった。
一人っ子政策のもとで育った彼ら、彼女らは、両親のほか両家の祖父母も含め六人の手で育てられた。その分、将来、結婚をすれば計12人の老人の面倒をみなければならなくなる。勉学や就職のため親元を離れることも多い。多くは中高から寄宿舎生活が始まり、帰宅は一週間に1回だけだ。大学に入ると冬と夏の休み、年に2回、仕事で遠方に勤務すれば、場合によっては年に1回の帰省がやっとだ。それも1週間ほどしか休暇は取れない。病気や事故の際、そばにいられないことに気を病む若者も少なくない。
そこにAIが手を貸してくれたら、どんなにいいだろうと考える。親を思う子どもの自然な情である。中国では、特に農村部では、孝行を尊ぶ道徳観念がなお根強い。老人ホームに送り、他人に介護を任せることへの後ろめたさがある。AIならば抵抗も少ない、というわけだ。中国でも急速に高齢化が進んでおり、老人の介護は大きな社会問題でもある。子どもが絶えずそばにいられるのが理想だが、現実的には難しい。ロ
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中国人学生の考える 「望ましいAI」②
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