毎年、初詣に300万人以上の参拝者が訪れる明治神宮。それをとりまく森は、まさしく東京都心のど真ん中に空いた巨大な「緑の穴」だ。足を踏み入れれば、思わず都会にいることを忘れるほどの荘厳さと静寂に包まれる。このほど人類学者の中沢新一氏が、ライフワークである「アースダイバー」シリーズ最新刊『アースダイバー 東京の聖地』を上梓した。2020年東京五輪の会場としても注目される神宮エリアを、100年前に造営した男たち。彼らが神宮の森を通して、後世の日本人に伝えたかった思想とは? 本書より特別公開する。
Source: 現代ビジネス
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