調味料などのECサイト「トキワオンラインショップ」(運営は常磐商事)のサーバが外部からの不正アクセスを受け、最大でクレジットカード情報6679件が流出した可能性があることがわかった。ECサイトのWebサーバは通販・ECシステムの開発を手がかけるKBKプラスに管理を委託していた。
流出した可能性があるのは、2016年10月23日~2017年11月1日の間に、「トキワオンラインショップ」でクレジットカード決済を利用した顧客のカード情報。カード会員名、カード番号、有効期限、セキュリティコードが対象。
ECのシステムに使用しているソフトウェアの脆弱(ぜいじゃく)性を突いた不正アクセスが原因と推測している。
「トキワオンラインショップ」はKBKプラスが管理していた(画像は編集部がキャプチャ)
外部の専門調査会社である「Payment Card Forensics」(PCF)に調査を依頼。調査結果ではECシステムで暗号化通信を実現するために使用していたソフトウェアの脆弱(ぜいじゃく)性はすでに修正したという。
2017年12月22日現在、ECサイトの運営は停止。再開については季刊発行のカタログ、メールなどで案内するとしている。
EC業界におけるセキュリティ対策について
経済産業省主導の「クレジット取引セキュリティ対策協議会」(事務局は日本クレジット協会)は、2017年3月8日
コメント