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痛みを緩和する仮想現実のデザイン

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この記事は、frogが運営するデザインジャーナル「DesignMind」に掲載されたコンテンツを、電通CDCエクスペリエンスデザイン部・岡田憲明氏の監修の下、トランスメディア・デジタルによる翻訳でお届けします。

 

frogのデザインを通じたイノベーションは、医療、健康の分野にも及んでおり、frogが取り扱うデザイン領域の中でも重要な位置を占めるようになりました。2016年に公開した熱傷患者向けのVRゲームは、治療中の患者の身体的・精神的苦痛を緩和することに成功し、医療現場におけるソリューションにひとつの指標を提示したと言っても過言ではないでしょう。「価値とは標準を越えて生み出される」というアグネス・パーチラ氏の言葉(連載第2回)を思い起こしながら、このゲーム開発のコンセプトを見ていきたいと思います。

熱傷治療現場の課題に目を向ける

ひどいやけどを負ったとしましょう。その痛みはこれまでに経験したことのないものです。人生で最悪の瞬間に苦しみながら、症状を鎮めようと病院へ駆け込みますが、それは長い苦しみの始まりにすぎません。

応急処置の後、数週間から数カ月にわたり継続的な治療を受けるために、熱傷治療センターに通うことになります。特に最初の頃の治療は、やけどを負ったときと同じぐらいの苦痛を伴います。患部からガーゼを外し、傷を洗浄

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