2017年はWeWorkにとっては飛躍の年だった。設立7年の同社は90箇所の新しい場所を開き、世界的な会員数を倍増させ、ラテン・アメリカ、アジア、オーストラリア、そしてヨーロッパとイスラエルの新しい都市へも拡大を果たした。伝えられるところでは評価額は200億ドルに達したらしい。
2018年にも同じことがさらに待ち受けている。来年のWeWorkは毎月100万平方フィート(約9万2903平方メートル)の新しいスペースを立ち上げる予定だ。また同時に、新しいPowered By Weのビジネスを積極的に拡大する予定である。
Powered By Weは基本的に、サービスとしてのオフィススペース(office space as a service)である。WeWorkのホワイトラベル商品という位置付けだ。このサービスには、顧客のための適切な物理的スペースの選定、内装工事、カスタムオフィスインテリア、ビルオペレーションを管理するソフトウェア、オフィススペースを効率化するバックエンドデータ、そして人員交流プログラムを支援するためにWeWorkの従業員の派遣を行うことなども含まれている。
「これらのことを本当にうまくやることで、私たちは自分たちの空間を超えて価値を生み出します」とWeWorkの最高成長責任者であるDave Fanoは語る。「Amazonとは、彼らがフルフィルメントで行ってきたことと
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