10秒で作成できる献立アプリ「タベリー」運営の10Xが個人投資家から5600万円調達、プロダクトの原体験は震災の中で感じた“安心”
クックパッドが登場して間もなく20年が経ち、インターネットでレシピを投稿・検索することが当たり前になり、この数年ではkurashiruやDELISH KITCHENが登場し、料理の作り方までもを動画で知ることができるようになったし、作った料理の写真をシェアして楽しむSNSもある、食材を購入できるネットスーパーやECサイトも立ち上がってきた。
「料理×ネット」のサービスのおかげで料理の作り方や食材の買い方は飛躍的に手軽になった。それでも毎日の献立、つまり主菜に副菜、汁物までの組み合わせを1週間分考えて、その献立に沿って買い物をするなんていうのは、まだ人力での意思決定が必要だ(もちろん、レシピサイトならトップページで新着やオススメのレシピを表示したりして、意思決定の手伝いをしてくれているが)。今回紹介する10X(テンエックス)の「タベリー」は、そんな日々の献立作りを手伝ってくれるアプリだ。
タベリーは「10秒で献立作成ができる」とうたう献立アプリだ。主菜、副菜、汁物の順に、アプリから提案される複数の料理から1つを選択するだけで、手軽に献立を作ることができる。アプリが提案するのは、主菜に合う副菜、主菜・副菜に合う汁物なのだそう。また使いたい食材や用意する人数なども学習していく。このあたりのアルゴリズムに関しての詳細は聞けなかったが、機械学習を用いて、よりテイストの合う組み合わせや、ユー
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