再配達は「問題だと思う」は7割。有効対策は「コンビニ受取」「自宅用宅配ボックス」
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宅配便の約2割が再配達になっている現状について、7割以上の消費者は問題があると考えている――。内閣府が12月15日に公表した「再配達問題に関する世論調査 」。再配達問題に対する消費者の考え方、消費者が利用したいとする受取方法などが明らかになった。
再配達は問題だと思うは73%
宅配便の約2割が再配達になっている現状について、どう思うかを聞いた設問では、「問題だと思う」と答えた割合は37.1%、「どちらかといえば問題だと思う」は36.2%だった。合計73.3%の消費者は、再配達が頻発している現状に問題意識を持っている。
「問題だと思わない」は9.1%、「どちらかといえば問題だと思わない」は15.3%だった。
再配達問題に関する問題意識(内閣府が公表した「『再配達問題に関する世論調査』の概要」を元に編集部が図を作成)
過去1年間に宅配便の再配達を利用した頻度に関する設問では、「ほぼすべての荷物で再配達をお願いしていた」と答えた割合は9.4%、「半分以上の荷物で再配達をお願いしていた」は16.1%、「3割程度の荷物で再配達をお願いしていた」は27.5%だった。
宅配便の再配達の頻度(内閣府が公表した「『再配達問題に関する世論調査』の概要」を元に編集部が図を作成)
宅配便の受け取り件数のうち3割程度以上で再配達を利用している回答者は合計53.0%に達している。
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