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「話を盛る人」「口だけ番長」とはつき合ってはいけない

経済ニュース
画像は書籍書影
著者であれば誰もが憧れるのが「夢の印税生活」である。「自分に相応しい仕事以外は請けません」と、嫌な仕事は一切請けない。講演やセミナーで全国を飛びまわる。その講演も2年先まで埋まっている。書籍即売会ではファンが行列をなしている。刊行本は数十冊を数え、毎月気がついたら印税が銀行口座に振り込まれている。
今回は、田口智隆さんの『賢いお金持ちが絶対に破らない人づき合いの基準』(秀和システム)を紹介したい。ビジネスパーソンに役立つ、さまざまな場面における意思決定に関するケースがふんだんに用意されている。また、田口さんは、ベストセラー作家で、多くの出版社や編集者が常に注目している1人でもある。
「話を盛る人」とはつき合わない
あなたのオフィスに営業電話がかかってきた。「ここだけの話ですけどね○○でオイシイ物件があります!」「流動性が高くて利回りのいい商品がありますよ!元本保証もします」。確実に儲かるものがあった場合、それが一般に出回ることは理論的に考え難い。元本保証するほどオイシイものなら、私なら他人には紹介せずに自分で購入する。
この世の中に確実に儲かるものなど存在しないが、このような眉唾ものの話を持ち込む人は多い。実は、田口さんは、自分のビジネスパートナーを見極めるとき、「話を盛っていないか」「信用できるか」を基準のひとつにしているそうだ。
「かなり前の話ですが、ある懇親会

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