「日本におけるロシア年」 実行委員会設立
2018年に始まる「日本におけるロシア年」に取り組むロシア・イン・ジャパン実行委員会は12月11日、東京・渋谷区のセルリアンタワー東急ホテルで設立記者発表会を開催した。
5年間にわたる「日本におけるロシア年」「ロシアにおける日本年」ではロシアの芸術・美術や食文化などに関するさまざまなイベント・コンテンツを展開する。
当日はロシアから著名なアーティストを招き、渋谷ヒカリエで記念コンサートも行われた。
16年12月の日露首脳会談に関連し、ロシアの世界的天然ガス企業ガスプロムの子会社ガスプロム・メディア・ホールディングと電通は「戦略的協力に向けた覚書」で合意。
ガスプロム・メディアはロシア最大のメディア企業で、映画やテレビなど豊富なメディアやコンテンツを保有している。同委員会は覚書に基づき、東京急行電鉄と日本経済新聞社を加えた4社のプロジェクトとして今年9月26日に立ち上げられた。
発表会の冒頭、ロシアのアレクサンダー・ジュラフスキー文化副大臣が「国家として積極的にロシアの芸術家の活躍を支援し、日本の人々に楽しんでもらえるよう努力を惜しまない」とあいさつした。オリガ・ゴロジェツ副首相は「両国間の本腰を据えた文化交流の始まりとなることを期待する」とビデオメッセージを寄せた。
外務省欧州局の相木俊
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