受験生に最も必要なものは“捨てる勇気”
年明けの中学入試や大学入試センター試験などを控え、緊張感を抱いている受験生や親御さんがおられると思います。
中には、年内と年明けを区別し、比較的余裕を持っている人もいることでしょう。
気持ちの持ちような各人各様なので、緊張感がなくとも気にすることはありません。
緊張しすぎると、本試験まで心身が持たなくなることもありますから(笑)
直前期の受験生にとってもっとも重要なことは、”捨てる勇気”だと私は思っています。
これは拙著「最強の勉強法」でも書きましたが、受験日までの日数に1日に勉強できる時間をかけて「処分可能時間」を計算してみましょう。次にやるべき課題をこなす時間数、つまり「必要時間」を計算してみましょう。
ほとんどの人が「処分可能時間」があまりに少ないことに愕然とするはずです。
それがわかっただけでも”しめたもの”です(本当です!)。
「泣いて馬謖を斬る」じゃありませんが、優先順位の低い課題をどんどん捨てていきましょう。
そして、捨てずに残った優先順位の高い課題を着実にこなしていくために、余裕を持ったスケジュールを作成しましょう。
スケジュールをぎっしり詰めると、突発的な出来事が起きた時や風邪を引いた時に対処できなくなります。
「こんなに余裕があっていいのだろうか?」と思うくらいでちょうどいいのです。
スケジュールをこなす上で時間が余ったら、プラスアルファができるので精神的にも
コメント