ヒラメのカルパッチョに白。メインは鴨で、赤。チーズ、デザート、コーヒー、コニャック。ごちそうさま。おいしかった。まんぞく。
でも、ヨコめしは苦手です。定められた時間割と順番の整然とした秩序が苦しい。のであります
懐石コース。先付、八寸、煮物、焼物、強肴、食事、甘味。おいしかった。まんぞく。
でも、タテめしも苦手です。順番に、自分の前に、自分だけの小皿が並んでいき、それに従うのが窮屈なのです。
そうなると居酒屋っしょ。枝豆、ギョーザ、だし巻き、ポテサラ、焼き鳥、やっこ、ホッケ。和洋中混合であります。前菜もメインも同時に頼んじゃいます。好きなタイミングで、バラバラに頼んじゃいます。時間割から解放されます。
めいめいが他者も食べたいであろうものを思いやって注文します。主導権は店ではなく、客にあります。ヒエラルキーは崩れており、無秩序であります。
基本はシェアです。コミュニティによるコミュニケーションです。
鍋をみんなでつつく、アジアのスタイルがベースです。それを多様で小口の品目に機動性をもたせたのが居酒屋。
シェアするのは世界ではレアなのだそうです。イタリア人に聞くと、ピザにしろパスタにしろ、取り分けはあるけど、自分の分は自分のものという責任分界は明確で、ジカバシでエエやないですか、というあいまいな領土感は信じられないそうで。
居酒屋は、ソーシャルメディアです。いくつもの、勝手に差し出さ
コメント