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自民党政調会で予算編成の議論:財政健全化の機は今ではないか

今朝、自民党政務調査会の全体会議が開かれ、平成30年度予算編成の基本方針案等について議論されました。
昨年のものに比べても、プライマリーバランス黒字化目標をはじめ、財政健全化に関する取り組みが後退した内容となっているため、私から次のような趣旨の発言をさせていただきました。一部先日の税制調査会や先日の他の全体会議で発言した内容も加えていますが、趣旨とすれば以下のとおりです。
「まず、財政健全化について、自分は財政健全化至上主義はもちろん正しくないと思っているが、それにしても、今の経済環境を考えれば、①外的な経済ショックも5年以上なく、マクロ指標を見ても景気拡大が継続しており金融環境の信用収縮もない、②日銀やGPIFが大量の国債の買い入れを行っているために長期金利がいわば人工的に低く抑えられている、こうした状況下で言ってみれば財政的には最も恵まれた状況にあるという意識を持つべきである。
そのような中で財政健全化努力を今やらないでいつやるのか。いつできるのか。いつか必ずやって来る景気後退時には需要創出せねばならないが、その時の余裕を確保するためにも財政健全化するタイミングは今なのではないか。
また財政出動などの公需で経済を支えるという話があるが、一瞬水増ししても意味がなく持続可能ではない。今のデフレマインドの一番の問題は企業がリスクをとることができずに内部留保ばかりが増えている状況にある

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